お金に働いてもらいたいと思ったら、できるだけ長期間仕事をしてもらうべきです。
投資に関心を持つのは30歳代または40歳代を過ぎてからという人も多いと思いますが、もし、投資の意義に気付いたのであれば、それより早い時期からでも構いません。
早いうちから資産運用をすべき理由について見てみましょう。
お金は貯めるよりも育てる
資産運用をするときの考え方は、お金を使ってお金を増やすという意識を持つことです。
浪費癖のある人もいると思いますが、それでは資産運用はできません。さらに、貯金癖が身に付いている人も、投資でお金を増やす能力があるわけではないです。
お金を育てるというのは、預貯金も含めたさまざまな金融商品を購入することなので、お金を貯めるのとは少し違ったセンスが求められます。
無駄な出費を減らすことは大前提
無駄な出費をしている人はお金を貯めたり投資したりできません。まずは、毎月の支出を見直すことをおすすめします。
毎月の通信費や保険料などを削減し、資産運用ができるようにしましょう。さらに、今まで貯金していた人も、必要に応じてその一部を投資に回すべきです。半年分の生活費が貯金できたら投資を検討するとよいでしょう。
ポートフォリオを設計しよう
資産運用のポイントは、ポートフォリオを設計することです。ポートフォリオとは、リスク分散のために購入する金融商品を分割することを言います。
投資は貯金と違い、元本を保証してくれません。すべてを投資に回せばよいわけではなく、貯金とのバランスを考えながら資産運用を進める必要があります。
いざというときに資産がなくならないよう、バランスよくお金を配分するようにしましょう。
お金に働いてもらう年数はできるだけ長いほうがよいです。そのためには浪費癖を改善し、無駄な支出がなくなるようなお金の使い方をしましょう。
投資に回せるお金ができたら、リスク分散しながらお金を働かせるようにしてください。あなたが将来持っている資産は大きく変わるはずです。