外貨運用すべき理由

お金に働いてもらおうと思ったとき、ひとつの通貨だけで稼ごうとするのは不安が残ります。

大きく稼げないリスクのほか、自国内の円安リスクが生じる可能性があるからです。

日本国内の銀行に預け入れるだけではお金は増えません。外貨運用の必要性やメリットを考えてみましょう。

円安になると困ること

まず、円安が進行すると、海外からの輸入品の価格が高くなります。

すると、日常生活においても余分な経費がかかってしまうわけです。円安になっても収入が増えるわけではないので、事実上、自分の収入は減ってしまうことになります。

これは、銀行の預金口座や定期預金、日本の国債を購入し、収入を得ている場合でも同様です。

円安時に外貨建てしておくと安心

外貨建てをすると、世界経済が円安局面になったときに安心です。もし、ドルやユーロの価格が上がったとしても、一部が外貨になっていればトータルでの利益は増えます。

FXのように高いレバレッジを掛けてしまうのは不安ですが、レバレッジを掛けずに外貨建てしておけばトラブルがあっても大きくお金が減ることはありません。

外貨の利息は高いケースが多い

じつは、世界的に見ると日本はかなりの低金利国です。もし、日本国内にある銀行へ預け入れたとしても金利はたかだか知れています。

そこで外貨へ預け入れすることで、大きな利息を得るという方法が有効です。たとえば、オーストラリアやニュージーランドなどは、利息条件がよい国として知られています。

これらの国の外貨を買って長期間銀行に預け入れると、大きな利息が付いてきます。たとえば、100万円預け入れると1年間で5万円程度増える計算なので、外貨建てで貯金をして収入を増やしたい人にはおすすめです。

外貨建てするメリットは円安対策になるだけではなく、外貨によって大きな利息が得られる点にあります。円安リスクへの対策として使える上に、利息による収入も大きいです。お金に働いてもらいたいときは、外貨建てをして一石二鳥を狙ってみるのもよいでしょう。

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