10年後に1000万円を作ろう

投資のゴールは資産を膨らませることです。

ひとつの目標として年間100万円、10年間で1000万円貯めることが挙げる人も多いと思います。

資産運用をするとき、どのようにしたら1000万円が溜まるのか、まずは投資に使えるお金を100万円持っている状態で考えてみましょう。

銀行に預けてもお金は増えない

まず、銀行や信用金庫に定期預金を預けた場合、お金はいくらくらいになるかを考えてみましょう。普通預金金利が0.1%(単利)だった場合、10年間預けると101万45円になります。10年間でたった1万円しか増えません。

また、さらに10年預けても102万90円になるだけです。資産が増えないことが分かると思います。日本の銀行は長らく低金利が続いていますが、長期間預けていてもほとんど効果がなく、何もしないよりはマシという程度です。

資産運用の可能性

一方、資産運用は大きな可能性があります。もし、年5%(複利)の利回りで運用できたら、10年後には162万8,894円になるからです。

さらに10年経つと、259万3742円になります。定期預金に預け入れるのと比較すると、157万円も違いが出るのです。投資は必ずうまく行くとは限りませんが、過去に年5%を達成できた金融商品は少なくありません。

雪だるま式にお金が増える複利の魅力

投資が成功しやすい理由として、複利が挙げられます。複利とは、複利法によって利子を計算することを言います。

単利と違い、利子が元本に加わり、利子分が乗ったためにさらにお金が増えていくという仕組みです。投資に成功すると雪だるま式にお金が増えることになります。

これは、定期預金に預け入れるのとはまったく違った資産の増やし方です。ちなみに、アインシュタインは、「数学において、人類がした最大の発見は複利」と答えたと言います。

単利でお金が増えづらい定期預金に預け入れるより、複利でお金が増えていく資産運用のほうが有意義であることがお分かりいただけたでしょうか。すべての金融商品が複利ではありませんが、複利で利子が増えていくような金融商品で将来的に期待できるものがあるなら、積極的に投資を進めていきましょう。

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